真実 -03-

パニ　「ヴェイカス！何を…言って･･････」







　　　　　　　　　　　　　　あった
ヴェイカス　「やはり…眠ってたんだな。おまえも･･･」


パニ　「私は知らない！･･･そんなの使ったことなんてない！」


ヴェイカス　「自分の中に眠る潜在能力を気づかないまま使ってしまうことはよくある話だ」






ヴェイカス　「ふむ。他人の心の声を聞ける能力か･･･。
　　　　　　　　タッピング･･･とでも呼べばいいかな･･･」





グラン　「どこぞのアニメで似たような言葉を見たような…」






ヴェイカス　「誰も室田なんてキャラ覚えてないだｒ……
　　　　　　　　シリアスやってる最中に何を言わすんだ」






紗羅　「あの･･･あなたは･･･」


ヴェイカス　「おおっと。話しを戻そうか。俺の本名はジャス・クリーノ。
　　　　　　　　パニとアムニスの父親だ」


全員　「！？」


ヴェイカス　「さらに話してしまうと、ヴェイカスと言う名はこの体の持ち主の名前だ。
　　　　　　　　パニ。お前が北軍に所属していた頃に出会ったな？」　


パニ　「そう･･･だけど･･･。一体どう言うことだよ！？」






そうだな。どこから話したらいいかな…。