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真実 -05-


パニ 「フィリアとは・・・いつ出会ったんだよ?」






ヴェイカス 「セレスが住んでる場所を見つけ、捕獲しようと行動した時だった・・・。
        自分の命を捨ててでも、セレスを・・・自分の姉を守ろうとしたんだ。
        純潔種であるエミル族のフィリアが、混血種であるセレスを・・・な」



パニ 「姉!?」


グラン 「おいおいおいおい。冗談だろ!?」


ヴェイカス 「この期に及んで冗談なんか言うもんか。二人は・・・
        父親は違うがちゃんと血の繋がった異母姉妹なのさ」



紗羅 「そんな・・・。フィリアさんと・・・セレス母さんが・・・・・・」






ヴェイカス 「・・・・・・で、だ、剣士でもあったフィリアは強かった訳だ。
        一筋縄で行けるような相手じゃなかった・・・。
        俺は何度も挑戦した。部下も連れて行ったこともあったが
        アッサリやられたよ。女の癖に・・・強かった・・・。
        フッ。気づけば、俺はあいつの強さに、一人の人間を守り抜こうと
        する姿に・・・惚れたんだ。
        俺には・・・誰かを守ろうと思えるヤツが居なかったからな。
        ただ、政府の犬に成り下がって、上司の言うことを聞いて、何も考えず
        生きていくだけの人生だった。
        フィリアみたいな真っ直ぐなヤツと出会ったのは衝撃だったさ・・・」



パニ 「・・・・・・」


ヴェイカス 「惚れた弱みだ。あとは・・・検討が付くだろう。
        セレス・エスーシアとフィリア・エスーシアは追跡中に死亡したと嘘の
        報告をし、彼女等の情報が記載されていた書類を改竄。その後は三人
        で逃亡したのさ」



アムニス 「・・・・・・」


ヴェイカス 「ひたすら逃げ続けて、辿り着いたのが北の台地だった・・・。
        雪に覆われた場所だったが、近くには小さな町もあって、
        暮らすには困らない場所だった。
        ・・・・・・お前達も記憶にあるだろう?」







パニ 「孤児院が・・・あった場所・・・・・・?」


ヴェイカス 「あぁ・・・」


ヴェイカス 「町も小さいものだったからな。混血種が居ようが居まいが
        関係無い場所だった。町の連中もいいヤツばかりでな・・・。
        突然現れた俺達を快く受け入れてくれたんだ」







ヴェイカス 「軍の奴等が追っても来る様子も無く、平和な日々が続いていた。
        そんな時に、パニとアムニス。お前達が産まれたんだ。
        フィリアとドミ族である俺との間にな・・・」







なっ!?






パニ。おまえも・・・混血種なんだよ。

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