スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

真実 -07-


ヴェイカス 「見た目も、目の色もエミル族の血を濃く引き継いだ。しかし、混血種だと言う
        事実を隠しきれない翼が・・・おまえの背中に存在した」







パニ 「・・・・・・・・・」


ヴェイカス 「翼をどうするか・・・散々悩んだ。切り取ってしまえば・・・
        見た目はエミル族として認識されるだろう。
        だが、小さな子供の身体にメスをいれるのには・・・抵抗があった。
        結局、翼は残したまま育てようって話しになった」



ヴェイカス 「それから数年後にはアムニスも生まれたが、こいつはどこから
        どう見てもドミ族の血を完全に引き継いだ容姿だ。
        何かの拍子に組織の連中と出会ったとしても、混血種だと言うことを
        話さない限り、心配はないだろうと判断した」



アリスティア 「それじゃぁ・・・どうして・・・・・・」


ヴェイカス 「・・・・・・・・・」






ヴェイカス 「Кремльの連中に、俺達の居場所が知られてしまったんだ」


ヴェイカス 「捕まれば・・・一家諸共あの世逝きだろう。
        いや、素直にそうなるならいい方だ・・・。
        混血種と判れば、100%・・・人体実験の道具にされるのがオチだ。
        あんな惨い事に・・・これ以上の犠牲者は出したくなかった。
        自分の子供なら尚更だ…」



ヴェイカス 「・・・・・・急遽、町に居た医者に頼んでパニの翼は切り取ってもらった。
        それと同時に、セレスの能力を使って記憶の消去と改竄を施した。
        パニだけでなく、町の住民全員に・・・。
        おまえが・・・・・・翼を持っていた頃の事を覚えてなくて当然なんだ。
        こうでもしないと、お前達を護ってやれないと思っていたからな」







パニ 「記憶を消して・・・勝手に作り上げて・・・・・・挙句に置き去りかよ。
    それがお前等の護り方だって!?勝手な事言うな!」



ヴェイカス 「解ってる。身勝手な言い分だってことも。
        だけど、あの時はお前達をセレスに預けるしかなかったんだ・・・。
        Кремльからの通達に・・・・・・『俺』という条件を突きつけてきたからな」



パニ 「条件・・・?」


ヴェイカス 「あぁ。『俺』を組織に戻せば、『俺以外』の面々の生活は保障するってな・・・」


パニ 「・・・・・・」


ヴェイカス 「だから、措いて行くしかなかったんだ。俺なりに…」






家族を護る為にも…

コメント

表現が何気に細かい…!
今まで明るいキャラだっただけに
悲しさが増幅される…!

ラクトキャスター様

キャラクターの感情を表現する為にアレコレ手を加えてます。
それを探すのもまた違った楽しみがあるかもしれませんね。
今後の絵も細々と加工してます。
お楽しみにっ!

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

相続 会社設立

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。