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真実 -08-


ヴェイカス 「組織内部に戻って半年経った頃にフィリアと再会したのには
        驚いたもんさ・・・」







パニ 「再会って・・・そのКремльの内部でってことだよね?」


ヴェイカス 「そうだ」






パニ 「異端者狩りを率先して行ってた北軍の上層部。そこにフィリアが居た。
    自ら異端者を産みながら、その種族に手を下し、さらに姉妹だったセレス母さん
    まで殺した・・・。
    それにも・・・・・・理由があるって言うの?私も知り得なかった何かが?」



ヴェイカス 「先に言っておこう。彼女は・・・セレス以外の『人』を
        殺した事は一度も無いはずだ。
        実績を残すには、『混血種の確保』だけで十分だったからな。
        彼女の本当の目的は、Кремльの内部を知る為のスパイとしての潜入だ」



パニ 「!?」






ヴェイカス 「お前達も知ってるだろう?異端者達が起こしたクーデターを・・・。
        あの争いを引き起こした中心人物。それがフィリアだ。」



ヴェイカス 「元々、異端者達を使った人体実験が行われているってことは
        少なからず、どこからか漏れ出してはいたんだ。
        その為、一部の軍内部や純潔種の一般市民からも非難の声がちらほら
        上がって来ていた。
        月日が経つにつれて、小さな街中では反乱軍となるグループも
        出来始めていたからな。
        そんなグループを寄せ集め、半年程で一つの組織として作り上げたんだ。
        あいつは・・・」



ヴェイカス 「だが、せっかく作った組織でクーデターを・・・と思っても、
        当時はちゃんとした確証が無かったんだ。
        本当に人体実験をやってるのか。異端者狩りを行っているのか・・・。
        軍内部でも完全な極秘事項だからな。
        真相を簡単に暴くことが出来なかったんだ。
        そこで、フィリア自らがスパイとして軍に入団。
        上層部に取入る為に色んなことを遣り遂げ、指揮官と言う地位を手に
        入れた・・・」



ヴェイカス 「その後は、Кремльの命令を受けつつ証拠を集め、
        それと同時に反乱軍との作戦も練っていたらしい」







パニ 「あんたは・・・?その時あんたは何をしていたんだ?」






ヴェイカス 「・・・・・・」


ヴェイカス 「混血種の人体実験をする為のサンプル集め・・・だ」


パニ 「!!」


ヴェイカス 「さらに言うと、俺も対象者だ」


パニ 「なに?」






混血種と純潔種を対象にする実験の・・・モルモット役をやらされていたんだ

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